絵空言 リズム

絵空言




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夢のまた夢

うつらうつらと夢を見て
うすらと瞼(まぶた)を開けぬれば
此の世を夢とも現(うつつ)とも
言い得ぬ事の不確かさ

昨日の現は今日の夢
今日の現は明日の夢
くるくるくるりと巡る世の
儚さ何に例へよう
咲く花散る花木洩れ陽に


ふらりふらりと世を歩き
うすらと世相を眺むれば
此の世は何処まで続くのか
知り得ぬ我が身の力無さ

記憶の欠片は霧の中
埋もれて錆びれて塵の中
からからからりと廻る世の
虚しさ何に託せよう
吹く風湧く雲空の色


移ろふ影に死を思ひ
此の世の果てを願へども
彼の世に望む事も無く
過ぎ往く道に立ち止る

昔々に見た夢は
青く澄んだ水の夢
彼の世の果ての海の夢
影無き世界に射す光
生命(いのち)の海の愛しさを
何に例へて詠はうか
何に託して残さうか
歌ひ舞ひ踊る日月の光に例へ
飛ぶ者這う者駆ける者
揺らぎ佇みそよぐ者
天地に満ちよと祈りに託して

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  1. 2016/12/04(日) 06:29:36|
  2. 詩のやうな

果て へ


此処が何処だか 知らないが

いつからなのかも 忘れたが

石ころだらけの 平原を

誰かを引き摺り 歩いてる

やたらと蒼い 空の下

やたらと速い 雲の下

草木も見えぬ 地平線

道とも思えぬ 此の道を

何処のどいつか 知らないが

誰かを引き摺り 歩いてる

襟首掴まれ 引き摺られ

幾ら不平を 言おうとも

どんなに不満 だろうとも

手放すわけにも いかぬのだ

道なき道の その先に

遥か彼方の その果てに

まだ見ぬ果てが あるだろう

地平の果てが あるのだろう

何故かは知らぬが おまえをね

其処に棄てねば 気が済まぬ

人里離れて 幾星霜

棄て去るだけの 旅路だが

帰る道なら 失われ

帰るつもりも 喪われ

進むほかには 道もなく

気づけば迫る 黄昏に

いつしか佇む 崖の淵

常闇広がる 神の墓所

星なき淵を 覗き込み

世界の果ては 此処なのか

此処におまえを 棄てるのか

長い旅路を 振り返り

おまえの面を 眺めても

誰かに似ては いるものの

懐かしいとも 思われず

躊躇い一つ 過ぎらずに

力任せに 投げ棄てる

虚空の果てに 放り込む




投げた俺は


  勿論 




               投げられた俺で





あぁ   

       棄てられたのは 




                                 俺であったか





    

テーマ:ヒトリゴト - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/02/10(木) 19:43:57|
  2. 空言

かかし


かかしのように ぼんやりと

かかしのように つったって

そらのかなたを ながめてる


あるきつづけて そらのはて

どこかになにか ありますか

いつかのだれかに あえますか

とどかぬひびを おもえども

かなしみばかり ながれきて

なればぼんやり たたずみて

なにもかたれぬ ぼくなれば

ゆきかうひとは せわしなく

あほうをみるめで ぼくをみて

じゃまだとばかりに つきとばす


なにをおもいて あゆむかは

ひとそれぞれに あるだろう

こころになにを ひめるかは

だれもがじぶんで えらぶだろう

じぶんでえらびし そのみちを

あゆみてもんくを いうなかれ

じぶんでえらびし みちなれば

おわりをじぶんで うけとめよ


ぼくはのろのろ おきあがり

それでもそらを ながめてる

ゆがんだみちを ふりかえり

こうかいしたりは しないけど

おわりをしれば なおのこと

いとしくおもう きみのこと

とどかぬおもい うけいれて

ぼくはひとりで  いきるけど

あてなきそらに みをうつし

すぎゆくそらを ながめてる


かかしのように ぼんやりと



テーマ: - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/10/23(土) 19:35:48|
  2. 詩のやうな
  3. | コメント:1

死んだ言葉で



死んだ言葉を 書き連ね
死んだ言葉を 書き綴る

俺は何を語ろうか
誰に何を伝えよう?

俺の世界を知ったとて
誰に何の益やある

死んだ言葉を 吐き出して
死んだ言葉を 並べてる

俺は誰を探そうか
明日に何を夢見よう?

どうにもならぬと知りながら
死んだ言葉を 振り回し

ごまかし切れぬと知りながら
死んだ言葉で 嘘を吐く

嘘吐き疲れて 見上げれば
月は 嗤いて 欠けてゆく
俺を 嗤いて 欠けてゆく

満ちれば欠ける道理なら
いつしか俺も 欠けるだろう
いつかは知らぬが 欠けるだろう

欠ければ満ちる道理なら
いつしか俺も 満ちるだろう
いつかは知らぬが 満ちるだろう

どうにもならぬ 満ち欠けの
どうにもならぬ そのわけを
死んだ言葉で 詩(ウタ)えども

死んだ言葉で 詩うには
とかく此の世は美しく

死んだ言葉で 描くなら
人の世ばかりがお似合いで

どうにもならぬ この俺の
どうにもならぬ この人生
死んだ言葉で 書き連ね
死んだ言葉で 書き綴る



テーマ:ヒトリゴト - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/10/13(水) 19:15:58|
  2. 空言
  3. | コメント:0

でく

みんなてくてくあるいてく
そろっててくてくあるいてく

でくのぼう
ひとりまぎれてあるいてく
みんなのあとをついていく

でくのぼう
てくてくあるいてつまづいた
ちいさないしに つまづいた

でくのぼう
てくてくあるいてたおれたら
じぶんひとりじゃたてません

でくのぼう
みんなをみあげておもいます
だれかおこしてくれないか?
だれかきづいてくれないか?

みんなてくてくあるいてく
だれもおこしてくれません
だれもきづいてくれません

でくのぼう
ひとりでじめんにころがって
ひとりでそらをながめてる


テーマ:詩・ポエム - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/06/06(日) 13:02:13|
  2. 空言
  3. | コメント:0
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