絵空言




記憶の欠片

いつか見た世界で

有と無は

完全に

等価であった


等価?

価ではない

価値ではない

だから 等価というわけではなかったろう


有は無であり

無は有であり

どちらでもよかった


凡ての前提は 吹き払われて

世界は 光ではなく 闇でもなく

何処までも 透明だった
  1. 2011/08/19(金) 21:27:13|
  2. 詩のやうな