絵空言 公園で

絵空言




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公園で


木漏れ日の下

僕は 公園のベンチで  昼寝する

戯れる アオスジアゲハ

彼方の空には  鳥が舞う



ねぇ 君の眼には 何が映っていますか?

見下ろすなら 此の街も 小さく小さく見えるでしょう

空の高みからなら 地平の向こうが 見えますか?

時の果てまで 見えますか?

ねぇ 人間たちは 一体 何をどうしたいというのさ

君には 僕らの行く末が 見えますか?



ねぇ 君の視界に 僕は入っていますか?

ベンチに寝転ぶ このバカが見えますか?

いつまで経っても 何もわからない

何もかもが わからなくなっていくばかりで

どう足掻けばいいのかすら わからない

ねぇ 僕は一体 どうなっちまうのさ

このまま 空に 堕ちていけりゃ いいのにね

君の横を 通り過ぎてさ



ふと起き上がれば  足下には蟻の列

雑草の傍を 歩いていく

生まれなきゃならなかったんなら

僕は そこら辺の 雑草で よかったんだけどな



空も草木も 眩しいばかりで

僕には 行く当て 一つ ありはしない



テーマ:ヒトリゴト - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/08/30(月) 18:48:38|
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