絵空言 夢の終

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夢の終

待っても夢など吹いてこない
登り詰めた坂道の先に 何があると言うのか

僕らが懸命に歩き続けている道が
何処かへ通じているとでも言うのか
まるで足枷のように
ただ 空っぽの夢と希望を引きずって
八方塞がりの世界の中で僕らが何処かへ辿り着けるとでも言うのか

出口のない 時間の袋小路の中で
僕らは一体何を願っている
何を望んでいる

いつかあの人が自分を変えてくれる
いつか誰かがすべてを変えてくれる
そんなふうにして すべての感覚諸器官が 君らに変化を告げる日が来るのだろうか
すべての外を 君らに告げる日が来るのだろうか

夢を語れるならそれがいいだろう
欲するところがあるならば為すが良いだろう

けれども本当は
僕らは 出口のない 小さな箱庭で
飽きもせずに同じ遊びを繰り返しているのではないか
外のない 小さな箱庭の中で
飽きもせずに同じ夢を繰り返し見ているだけなのではないのか

気付いてしまえば 望みは断たれる
醒めてしまえば 夢は絶たれる

気付くなかれ 醒めるなかれ

夢に過ぎずとも 進化せよ 成長せよ
もし君らが望むなら

幻に過ぎずとも 退化せよ 堕落せよ
もし君らが欲するなら


それでもなお
醒めてしまったのなら
ただ 今を 生きて

そして 死ね




テーマ: - ジャンル:小説・文学

  1. 2009/10/03(土) 11:17:09|
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