絵空言 光は 射しているのか

絵空言




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光は 射しているのか



いつでも 何処にでも
光は射している

そんな 気がした



受け取るか 否かは
あなたの自由だ

そう 書こうと思った





書けなかった


為す術もなく 深き淵に呑まれていく者たち


あの オオウミガラスたちに

光は射していたのか?


彼等の 深淵の最果てに光射す地は あったのか?
彼等が 光の中に 消えて行ったとでも 言うつもりなのか?
彼等自身が それを選んだとでも?

一体 どんな顔をすれば そんなことが 言えるのだろう

彼等は ただ 永久(トコシエ)の闇に無造作に呑み込まれ 噛み砕かれ
ただ 無惨な屍を晒しただけ なのではないのか?


わたしには わからないんだ


すべて  オオウミガラス として 表現できる者たちの苦痛が

無意味としか思えぬ この苦痛が

どうしても 吐き棄てることのできぬ この苦痛が


わたしには わからないんだ




もしも・・・神が いると言うなら  それでもいいだろう

優しくてもいい
厳かでもよかろう
いわゆる造物主としての神がいると言うのなら いても構わない

但し 覚えておいた方が いいだろう

その神の 正気を 誰も保証できないということを





・・・また 小さな声が 聞こえる

「それはすべて 同じことだ 」

「光も 闇も
    現世(ウツシヨ)も 彼岸の果ても」




・・・わたしには わからない







不条理な暴力理不尽な権力不合理な殺戮 一方的に抹殺される生命 無抵抗なままに消えていく 何もかもが 狂ってしまったかのような そんな領域に踏み込んでしまっても 死という手段を駆使してそそくさと退散しちゃ ダメなのかい?そこに 光は射しているのかい?この多元多様な世界で 何を語ればいいのか私には わからない 何も語るな 黙って死ね

光は 届かないかもしれないね この領域は 概ね平和なように見えるけど 誰もが 自分のことで 忙しい だから せめて 滅びゆく彼等から目を背けるなよ 彼等の 逝く様を 見届けてやれよ 彼等が そこに 存在していたことを 忘れずに いてやれよ・・・たとえ その深淵に いつか己が呑み込まれるとしても そんな 薄っぺらな嘘しか 吐けずに  為す術もなく 傍観している無力な私に どうして光を謳えよう?嘘なんだよね 目を背けずに 見届け 忘れずにいること そんなことすら 出来やしない私は私を生きてあなたはあなたを生きるだろう  あなたがあなたである限り  わたしがわたしである限り 光の届くわけがない



テーマ:ヒトリゴト - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/11/20(土) 09:48:54|
  2. 由無事
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