絵空言




せめて 眠らずにいよう

終わりの始まりに
目を開いていよう
見開いていよう

滅びゆくもの
生まれつつあるもの
何も信じる必要はない

国を
世界を
人々を 見ていよう

隣人を
友人を
愛しい人たちを 見守っていよう

終わることも
始まることも
何も疑う必要はない

私が死ぬことも
あなたが生きることも
すべてを 見つめていよう

ほら 空が軋んでいるから

海が鳴っているから

私たちはいつだって



星の瞬きにも 満たない
  1. 2011/11/03(木) 19:28:33|
  2. 詩のやうな